火を熾す

冷えきった暖炉に、小さな火をまた灯せるように。風を送って、また大きな火を熾せるように。

謙虚なふりをするほど、傲慢なことはない。

 

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「謙虚なふりをすることほど、傲慢なことはない。」

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「マジカルモーメント 賢者のつぶやき / パウロ・コエーリョ

 

 

なにかしらアクションを起こしている学生すべてに伝えたい。そしてなにより自分に言いたい。

 

 

「慢心」と「自信」の違いについて。


 

褒められることが多いと思う。

そして、怒られることに、馬鹿にされることにそんなに慣れてないと思う。

基本優等生。家族親族、近所の人、先生、友人、出会った人たちに、

若いのにしっかりしてるね。って言われるよね。

 

 

 

やりたいことがちゃんとあって、それに対してある程度はちゃんとステップ組んで進んでる。

フィードバック受けることはあっても、呆れられたり、将来心配されたり、

自分の中身のなさとかに凹むことも

そんなにないんじゃないかな。

 

 

 

「もうそんな年なんだからちゃんとしなさい。」


 

こんなお小言からは遠いところにいる、はず。

 

 

 

 

 

平凡は嫌だ。

「普通」に埋もれたまま、回れ右。

なんとなく進学。みんなやるから自己分析。んで、できるだけ安定した企業に、就職。

40年くらいを「あー人生つまんねー仕事したくねー遊びてーっ」ていって過ごす。

そんなのごめんだよ!って。

だから考えた。そして、動いた。

動いて、動いて、考えて、考えて、出会って、刺激受けて、なんかの目標達成して、気づいたら刺激を

与える側に。

なったんだよね。


 

 

 

 

そこで生まれるのが、自信と慢心だよ。

 

 

 

 

 

自分はいい意味で普通じゃない。

周りよりしっかりしてる。自分を話せる。

尊敬される。模範と言われる。

すごいね。

このままなら自己肯定ちゃんとしながら

承認欲求満たして

生きていける。

 

でも慢心はプライドに変わる。
高慢になるんだ。
余裕ぶっこいて、下ばっかりみて、上は見つつも自分は大丈夫だって

 

 

 

 

安心して。

 

 

 

 


のほほんと生きてる人たちをどっかで見下してる。

 

 

 

 

 

よお、意識高い系学生くん。

 

お前はついに、一番嫌いなもんに成り下がっちまったな。

なに安心してんの。なに外面よくしてんの。

自分の上の人には謙虚なふりして
実のところは安心してるだろ。


 

まだ弱いでしょ。
足りないでしょ。ほんとに。
見かけだけすごくなって、大切なものいろいろ
捨ててんじゃん。

忘れがちになってるだろ、身近な人大切にすること。

家族にありがとうをいうこと。

素直に人を尊敬をすること。

どんな相手でも、慮ること。

無意識下で相手の価値観の否定をして

自己正当化に忙しいね

 

 

 

叶えたいことはなんですか。
今のあなたでできますか。

 

 

 

ちっさい器のまんま。

 

 

 

 

だめだよね。

しっかりしてください。

確かに、優れている点はたくさんあるかもしれない。
でも、

いつになっても、学ばされることばかりなんだよ。

ないがしろにして、失ってから、思い知らされるんだよ。

 

 

よわーいね。

 

 

 

謙虚さをもとうね。

今日出会う人たちはみんな、あなたにない良さをもってるはずで、学ぶことはたくさんあるはずだね。

みんな違って、みんな素晴らしいね。

 

 

 

自分を否定しろってんじゃない。
傲んなって言いたいだけ。
何度でも、原点に戻ってください。

慢心。これは自分の一番の弱点のひとつです。
真の意味で、謙虚に成りたい。
こんな記事を書くことすらそもそもが驕りなのかもしれないけど
心から人を尊敬できる人に成りたい。
誰しも、特有の魅力があるから。
こんな当たり前のことわかってないから。

上を目指せ、満足するな、結果にコミットしろってのを強調したいのもあるけど、
一番は
大切なものを見失わないようにね、ってことかもしれない。