火を熾す

冷えきった暖炉に、小さな火をまた灯せるように。風を送って、また大きな火を熾せるように。

マフラー越しの、息の白に滲んだ、不安と闘志にエールを。

センター試験を、大学入試を迎えるすべての人へ

「困難」とは、
自分が誰かを知るために作り出された
大昔からの手段の名前である。
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"学歴"でその人の"価値"が落ちるわけがない。

そんなものは

その人の温度も
笑い方も
しぐさも
ついやっちゃう癖も
悩みも
涙も
何一つさえも

汚すことはできない

これまでの生き様を
これからの歩みを
一人の人間としての
尊厳を

損なうことなんて絶対にできやしないんだ

知能が発達した"ヒト"である前に

私たちは"生きている"

温もりを与えて貰って分かち合って

「この人にそばにいてほしい。」

そう思い思われることの中に
私たちは意味を見出だす

そう信じてる

頑張れ。大丈夫。

「去年の受験前に残したメモより」



ここからは、あの日から1年経った今の自分から。



震える足でも今もまだ自分で立っているあなたは

誰よりも綺麗だ

そして




誰よりも強い。



だから安心して行け
高みを目指して
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結果はどうなっても
頑張ったんだ。
その日々は決して裏切らないから。
上を向いて
歩いていければいいんだから




臆さずに行け。





いってらっしゃい。



※画像: パウロコエーリョ/「マジカルモーメント」より